男着物&メンズ浴衣専門店 藤木屋のストーリー

創業の想い

創業者・藤木屋幹助は、大手アパレルメーカーに就職し、百貨店で紳士スーツを販売してきました。幼少より祖母から茶道の指導を受けていたため、着物を着用していましたが、それまでは着物をお下がりの練習着としてしか着ていなかったため、初めて自分で着物を購入しにいった時に「事件」が起きました。

呉服屋や百貨店は敷居が高く、また販売価格も高いため、とても自分の手の届くものではありませんでした。またリサイクル着物屋は、店頭在庫の9割以上がレディース着物で、残念ながらメンズのリサイクル着物は商品量そのものが少なく、戦後、日本人の身長が伸びているようにメンズ着物があったとしても、いくつかある中から選べるわけではなく、「サイズがあるから買う」という状況でした。つまり、洋服を購入するように、自分が納得のいく価格とラインナップでメンズ着物を買うことができなかったのです。

藤木屋幹助はファッション業界で働いてきました。初めて着物を自分で買う時に、この状況に愕然としました。着物も着る物、衣料品であって、アパレルであり、ファッションではないのではなかろうか?ましてや日本の文化であって、こういう状況だから、呉服業界は衰退しているのではないのかと思いました。着る人が減っている、着物に興味を持っている人が減っているのではなく、着物を着たいと思っても、それをかなえてくれるお店が無いだけなのでは。 そこで、自分が買いたいと思う、男の着物を販売するショップを作ろうと藤木屋を創業する決意をしました。

メディアと藤木屋

「藤木屋さんはメディアに強い」と言われることがあります。「元々アパレル業界にいらっしゃったから、そのつながりですか?」とお客様から質問されることがあるのですが、実はそうではありません。

藤木屋の創業間もない頃に一通のメールが来ました。とあるスタイリストさんからのメールで「夏に放送されるテレビ番組で、司会者にメンズ浴衣を着てもらいのですが、藤木屋さんで、メンズ浴衣と、その着付けをお願いできるでしょうか」という内容でした。当時、歴史や実績の無い藤木屋にチャンスが舞い降りたのです!それが2013年、藤木屋の衣装の仕事第一号であるTBS『王様のブランチ』の司会・谷原章介さんのメンズ浴衣の衣装だったのです。藤木屋では明日の撮影に対応できる既製品の男着物やメンズ浴衣を幅広くラインナップしております。一般的な呉服屋さんと違い、これは非常に稀有な存在とのことです。これまでに、他店で断られ続けたスタイリストが、藤木屋の存在を知って泣いて喜んでご来店されたこともありました。

おかげさまで、藤木屋は衣装協力の仕事が増え、2017年には一週間に一回は藤木屋の男着物かメンズ浴衣を着た芸能人の方々がメディアに登場するという状況になりました。以降も、衣装のオファーは増え続けております。

衣装協力/メディア出演:http://fujikiyakimono.com/cooperation/

藤木屋 上野本店

〒110-0015
【常設店舗】東京都台東区東上野5-5-9
TEL 03-5830-6355
※男着物&メンズ浴衣専門店【常設店舗】
「男着物」は14,000円(税込)からラインナップ!!
「メンズ浴衣」は8,000円(税込)からラインナップ!!
「レディース浴衣」を5,500円(税込)からラインナップ!!
「甚平」は大人用のほか子ども用もラインナップ!
※藤木屋の店内をYouTube動画でご紹介

営業時間 11:00-19:00
定休日 毎週火曜日

*上野駅 入谷口 徒歩6分画像での道順
*東京メトロ銀座線 稲荷町駅 徒歩3分画像での道順