今週末「2/29(土),3/1(日)」の営業をお休みします。
新型コロナウイルス感染症が拡大している現状に鑑み、来店客数が多い週末である2/29(土),3/1(日)の営業をお休みします。なお平日は通常営業致します。来週以降の週末については状況により決定致します。
株式会社藤木屋
代表取締役社長
藤木屋幹助 pic.twitter.com/zr6eeWJJ7k— 男の着物 藤木屋@男着物&メンズ浴衣専門店、東京都内最大級の品揃え (@fujikiya) February 27, 2020
この判断をくだしたのは、ちょうど昨日2/26(水)から本日2/27(木)に日付が変わる前後でした、ちょうど他業界の方とチャットをしていて、それまでに得られた情報と自分がベストだと思う判断は何かを考え、決定しました。
昨日と今日とでは、刻々と変化する状況が違い、昨日2/26(水)段階では大型小売店舗および小規模な商店を含め、私に入ってくる情報では、今回の状況に伴う小売店の休業は発表されておりませんでした。
昨日2/26(水)の昼間段階では、大型小売店舗(特に百貨店)が休業を発表した段階で、藤木屋も休業を決定しようと思っておりました。
しかし、取引先などに状況確認と意見を聞いていく中で「小売が休業しないと、卸売は休業の判断がしにくい」「皆、他社の様子をうかがっているため、その業界のオピニオンリーダーが休まないと、他社が追随できない」と思いました。藤木屋は呉服業界では大きな会社では無いですが、男着物業界では謙虚な姿勢で見ても、間違い無くオピニオンリーダー的な存在だと思っております。早期の休業という経営判断によって、少なくとも着物愛好家には、今回の事態を重く受けとめ、考える機会になるのではないのか、と思いました。
かといって、早期の店舗休業発表に伴う、風評被害を一番恐れていたのも事実です。
この2点と、従業員と、その家族、そして、お客様を可能な限り、守りたいという考えのせめぎ合いで、出した結論が、藤木屋twitterで本日2/27(木)午前11:30にツイートした「藤木屋、今週末2/29(土),3/1(日)店舗休業」でした。
「多数のお客様がご来店される週末の営業のみの休業」という発表で、長期の休業ではないため、風評被害は起きないのでは、と思いました。いくら拡大移転したとは言え、閉鎖的空間に多人数が集中するという状況を作らないで済む、と思いました。
こちらの画像のツイートでは「来週以降の週末については状況により決定致します。」としていますが、社内では、すでに今朝の朝礼段階で方向性が決まっており、社員とは情報共有をしております。ただし、まだ早い段階のため、明日2/28(金)の状況を見ながら、発表していきたいと思っております。
それでは、状況が1日でも早く、良くなる事ことを願って。
株式会社藤木屋
代表取締役社長
藤 木 屋 幹 助